コンタクトセンターではほとんどの場合ノイズキャンセルマイク搭載のヘッドセットが採用されていますが、それでも不十分な環境は至る所にあります。

数十名のアポインターが同時に架電をし続けるアウトバウンドセンターやひっきりなしに入電のある人気商品の受注センターなど、騒音値が70dBを超えるような騒々しいコールセンター部門ではノイズを完全に取り除く事はそもそも無理だと半ば諦めているケースもあります。また、金融系のお客様サービスデスクなどにおける会話では、プライバシー情報が取り扱われることも多々ありますが、このようなシーンでも個人情報がヘッドセットマイクから外部に漏洩する危険性が存在しています。こういった現場がIMPACT 1000シリーズの主戦場です。

コロナの蔓延がある程度収まり、オフィスには人が回帰し賑わいを取り戻しています。

一方では、社会はこの期間にオンライン会議の有用性を改めて認識したことも事実です。事実、人がオフィスに戻ってきてからもお客様との打ち合わせにおいてオンライン会議は減らず、そこにオフィスから、在宅から、そして外出先からと様々な形で参加するというハイブリッドワークが当たり前になりました。その結果、オフィスの至るところでオンライン会議が開催され、「会議は会議室で」の昔に比べて明らかにオフィスの執務エリアにおける騒々しさ・ノイズは激増しています。